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公開日:2025.03.03

USBの種類を徹底解説!ケーブルを購入する際に知っておくべきこと

USBケーブルはあらゆるデバイスの接続や充電に欠かせない存在です。しかし「USB」にさまざまな規格やコネクタがあるため、ケーブル選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では「USB」とは何なのか、その規格やコネクタの違いを詳しく解説します。ぜひ参考にしていただき、自分に合ったUSBケーブルを選んで下さい。

目次:

    USBとは

    USBとは、ユニバーサル・シリアル・バス (Universal Serial Bus) の略称で、コンピューターや周辺機器、スマートフォンなどのデバイス同士を接続したり、データの転送や電力供給を行ったりするためのインターフェース規格を指します。
    USB規格が策定される前は、プリンターやマウス、モデム等がそれぞれに独自のポートを採用しており、さまざまな端子が乱立していました。そんな中で現れたのがUSB。バラバラだった規格を統一するため、1996年に最初のUSB規格「USB 1.0」が策定され、以降ほぼ全ての周辺機器でUSB規格が積極採用されるようになりました。
    USBには複数の規格や端子が存在し、それぞれ使用できるデバイスやデータ転送速度、供給できる電力量が異なります。

    USBのバージョン

    USBのバージョンは、USB 1.0やUSB 2.0といった名称で、数値が大きいほど新しいバージョンを表します。バージョンの進化により、データの転送速度が向上し、ユーザーはより高速かつ大容量のデータ転送を行えるようになりました。一つ注意したいのが、コネクタの見た目は同じでも対応しているバージョンが異なっている場合があります。つまり「この形だから、このバージョン」と安易に1対1で紐づけることはできません。

    バージョン 最大データ通信速度 仕様書発行
    USB 1.0 12 Mbps 1996年
    USB 1.1 12 Mbps 1998年
    USB 2.0 480 Mbps 2000年
    USB 3.0 (3.1 Gen1) 5 Gbps 2008年
    USB 3.1 Gen2 10 Gbps 2013年
    USB 3.2 20 Gbps 2017年
    USB4 40 Gbps 2019年
    ※ USB 3.1は名称が変更され、「USB 3.1 Gen1 (=USB 3.0相当) 」と「USB 3.1 Gen2 (10 Gbps対応) 」に整理されています

    USB 1.0

    USB 1.0は1990年代後半に登場した最初期のバージョンで、最大転送速度は12Mbpsとなります。当時はキーボードやマウス、フロッピーディスクドライブなどの接続が主な用途でした。

    USB 1.1

    USB 1.1は、USB 1.0の動作や互換性などの問題を改善した改良版といえます。大きく転送速度が向上したわけではないものの、接続の安定性が高まり、さまざまな機器に対応しやすくなりました。しかし、高速通信が求められる現代では、あえてUSB 1.1を選択するメリットは少ないでしょう。

    USB 2.0

    USB 2.0では最大転送速度が480Mbpsへと大幅に向上しました。これにより、USBメモリや外付けHDDなど、比較的容量の大きなデータを扱う機器にも対応しやすくなります。

    USB 3.0

    USB 3.0では最大5Gbpsという高速データ転送を実現し、USB 2.0から大きく進化した規格です。コネクタ部分の内部配線が増えており、青色の端子が特徴として挙げられることもあります。

    USB 3.1

    USB 3.0から進化し、USB 3.1は最大10Gbpsの転送速度に対応しました。大きく「Gen1」「Gen2」という区分があり、少し複雑ですが「Gen1」は名称変更されたUSB 3.0のことを指します。データ転送速度の性能はUSB 3.0もUSB 3.1 (Gen1) も全く同じです。

    USB 3.2

    USB 3.2では最大転送速度が20Gbpsにアップし、さらに効率的なデータ転送を可能にするマルチレーン技術が導入されました。USB 3.1で定義された区分のGen1、Gen2に加えて、「USB 3.2 Gen2×2」という名称で呼ばれる場合があります。「Gen2×2」は1レーンあたり10Gbpsのレーンを2つ利用することで、合計20Gbpsを実現しています。

    USB 4

    USB4は最大40Gbpsという非常に高速な転送速度を実現し、かつThunderbolt™ 4と互換性を持つ場合が多いのが特徴です。映像出力や高速データ転送を一本化し、ノートパソコンから外部ディスプレイや高性能ストレージまでを快適につなげる環境を作ることができます。

    USBのコネクタ

    USBのバージョンに加えて、もう一つ重要なのがコネクタの形状です。USBは統一規格として誕生しましたが、進化の中でさまざまなコネクタが登場するようになりました。以下では代表的なコネクタを紹介します。

    USB Type-A

    タイプA

    USB-Aは、パソコンやACアダプタ側によく搭載されている長方形の形状です。USBメモリを差し込む際に見かけるおなじみのポート。サイズが比較的大きいため、スマートフォンなどの小型デバイスに搭載されることはほとんどありません。

    Micro USB Type-B

    マイクロB

    USB Micro-Bは、スマートフォンやタブレットにかつて広く使われていた小型コネクタです。USB 2.0対応機器では、Androidデバイスを中心に主流となっていた時期がありました。ただ、コネクタ形状が小さく、抜き差しを繰り返すと破損リスクが高まる懸念があること、上下の向きが分かりにくい点などから、現在ではUSB Type-Cに置き換えられつつあります。

    USB Type-C

    タイプC

    USB Type-Cは上下を気にせず挿し込めるリバーシブル構造が特徴で、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンまで幅広い端末に急速に採用されている新しいコネクタ形状です。近年ではUSB Type-C 1つで映像出力からデータ通信、電源供給まですべて行える場合もあります。ただし、USB Type-Cを採用していても、USB 3.1の高速通信に対応したケーブルもあれば、USB 2.0相当の速度しか出ないケーブルも存在します。形状だけで判断せず、きちんと製品仕様を確認しましょう。

    ライトニング

    タイプA

    Lightning (ライトニング) ケーブルは、Appleが開発した独自の端子で、2012年に登場しました。主にiPhoneやiPadなど、Apple製品の充電やデータ転送に使用されています。厳密にはUSB規格ではない点に注意が必要です。

    USBの電力供給

    USBにはデータ転送という観点でいくつかのバージョンがあることは先述の通りですが、電力供給量もバージョンや規格によって異なります。

    従来は機器の充電の際、ACアダプターを使ってコンセントから電源を確保していましたが、USBの登場によりPC等のUSBポートから周辺機器への電力供給が可能となりました。しかしその供給量は限られており、USB 1.1であれば0.75W、これではカードリーダーやマウスを充電するのが精一杯です。USB 2.0やUSB 3.0ではそれぞれ2.5W、4.5Wと供給可能な電力が増えましたが、それでもモバイルHDD等が限界でした。

    バージョン 電力
    USB 2.0 2.5W
    USB 3.0 4.5W
    USB 3.1 4.5W

    USBの充電規格

    スマホやワイヤレススピーカー等の多様なモバイル機器の登場により、さらに大きな電力をUSBで対応するニーズが高まるなか、2007年に登場したのが最大7.5Wまでの給電に対応したUSB Battery Charging 1.2 (以下 USB BC 1.2) です。その後、新しい端子規格としてUSB-Cが登場すると充電規格も進化を遂げ、USB Type-C CurrentとUSB Power Delivery (以下 USB PD) が発表され、USB PDは最大100Wの電力供給を可能にしました。さらに、最新のUSB PD 3.1は、理論上240Wまでの出入力に対応しため、それまでのUSBでは対応できなかったMacBook ProやゲーミングPCへの充電を可能に。

    ただし、USB PDは充電器・充電対象機器・ケーブルの3点全てが対応していないと十分な性能を発揮できないため、それぞれがUSB PDに対応しているかを必ず確認しましょう。

    充電規格 電力 (最大)
    USB Battery Charging (USB BC) 7.5W
    USB Type-C Current @1.5A 7.5W
    USB Type-C Current @3.0A 15W
    USB Power Delivery 100W
    USB Power Delivery 3.1 240W

    【関連記事】USB PD(USB Power Delivery)とは? 

    最新バージョンUSB PD 3.1

    先程紹介したUSB PD 3.1では、出力電圧が従来の段階に加えて28V (最大140W) ・36V (最大180W) ・48V (最大240W) が選択可能となり、最大電力240Wを実現しました。これにより最大電力が240Wになることで、これまで独自のACアダプター経由で給電を行っていたゲーミングPCのような消費電力の大きい機器へも幅広く充電することができます。

    ただし、100Wを越える電力供給時には電源・ケーブル・入力デバイスが「Extended Power Range (EPR) 」をサポートしている必要があるためご注意ください。

    PowerIQ™

    Ankerのモバイルバッテリーには基本的に、お持ちの機器を最適な速度で充電できる独自技術「PowerIQ™」が搭載されています。2014年に誕生したPowerIQ™は、2017年夏に「PowerIQ™ 2.0」へ、2019年夏にはUSB PDやQCに対応した「PowerIQ™ 3.0」へと進化して最大100Wの入出力を実現。さらに2022年にはUSB PDとの互換性を高めた「PowerIQ™ 4.0」も登場しています。PowerIQ™ 3.0 / 4.0を搭載したAnkerのモバイルバッテリーなら、USB PD対応機器と組み合わせて使用することが可能です。

    【関連記事】PowerIQ™とは?最新のPowerIQ™4.0の特徴を紹介

    USBケーブルを購入する際に知っておくべきこと

    デバイス側の対応規格も確認

    最新バージョンのケーブルを使っても、接続先のデバイスが古いバージョンにしか対応していない場合は、デバイスの古いバージョンに合わせて速度や給電能力が制限されます。そのため、パソコンと周辺機器、双方のUSB規格を確認したうえでケーブルを選択するのが最適です。

    Thunderbolt™

    Thunderbolt™はインテル社が開発した高速データ転送規格です。Thunderbolt™ 3以降のバージョンではUSB Type-Cコネクタが採用されており、最大40Gbpsの速度でのデータ転送や映像伝送、充電などの機能を使用できます。また、USB Power Delivery (以下USB PD) にも対応しており、最大100Wの電力供給が可能です。

    ただし、「Thunderbolt™」はデータ通信規格であり、「USB-C」は端子の形状を指します。Thunderbolt™ 3 / Thunderbolt™ 4では端子にUSB Type-Cが採用されていますが、USB-Cを採用した全ての製品がThunderbolt™ 3 / 4に対応しているわけではありません。 USB-C搭載製品には、転送規格USB 3.1やUSB PDなどさまざまな規格が含まれるため、Thunderbolt™対応かどうかを確認する必要があります。

    【関連記事】Thunderbolt™ (サンダーボルト) とは?USB Type-C (タイプC)との違いも解説!

    安全認証

    安全性が高く信頼できる製品を選ぶためには、第三者機関による認証の取得やeMarkerが内蔵されているかもチェックポイントの一つです。以下に主要な認証とeMarkerについてご紹介します。

    USB-IF認証の取得

    USB-IF (USB Implementers Forum) 認証とは、USB規格の仕様策定および管理を行う団体「USB-IF」が製品を検証し、USB規格に準拠していることを示すものです。USB-IF認証を取得した製品は、規格に忠実に設計されているため、安心して使用できます。

    MFi認証の取得

    MFi (Made for iPhone / iPad / iPod) 認証は、Apple社がApple製品に対応したアクセサリに与える認証です。MFi認証を受けたケーブルは、Apple製品との互換性が保証され、安心して使うことができます。iPhoneやiPadなどのApple製品に接続する際は、MFi認証を取得したケーブルを選びましょう。

    eMarkerの内蔵

    eMarkerとは、USB PD対応かつ出力100W以上に対応するUSB Type-Cケーブルに内蔵が必須となるICチップです。チップ内には製造者情報や通電容量などが登録されており、接続機器へ適切な電力を供給します。高出力のケーブルを選ぶ際は、eMarkerが内蔵された製品であるかどうかを確認すると安心です。

    【関連記事】eMarkerやUSB-IF認証って何?

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