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【Ankerの新たな独自技術】高出力とコンパクトさを実現したUSB充電器の秘密とは?
ノートPCにスマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン。 私たちの生活は、たくさんのデバイスに囲まれていますね。しかし、これらのデバイスをまとめて充電しようとした時、こんな風に感じたことはないでしょうか?
「全部まとめて充電したいのに、USB充電器が大きくて持ち運びに不便」
「長時間使用するとUSB充電器がすごく熱くなるけど、これって大丈夫なのかな?」
多くの人が感じていた、こんな充電にまつわるお悩み。 Ankerは、その長年の課題を解決するために、USB充電器の設計を見直しました。そしてついに、独自の革新的な技術を開発したのです。
この記事では、Ankerの新技術とその秘密を、余すところなくお伝えしていきます。
目次:
USB充電器の常識を覆す、Ankerの新しい設計思想
今回Ankerが開発した技術はひとことで言うと、USB充電器の「心臓部」を複数搭載する、という新しいアイデアに基づいたAnker独自の特許技術なのです。
USB充電器の心臓部にあたる「トランス」というパーツは、家庭用のコンセントから流れてくる電気を、スマートフォンやPCが使える電気に変換する、非常に重要な役割を担っています。これまでの複数ポートを持つUSB充電器は、一般的に「1つの大きな心臓 (トランス) 」に頼っていました。しかしこの方式では、充電器の小型化や、電力の効率化に限界があったのです。
そこでAnkerは、パワフルなトランスを1つではなく複数搭載し、それらを賢く連携させるという技術を開発しました。
この新しいアプローチによって、これまでのUSB充電器が抱えていた様々な課題を解決し、数多くのメリットを生み出すことに成功したのです。
Ankerの新技術がもたらす「2つのメリット」
では、この新しい技術は、具体的に私たちの充電をどのように変えてくれるのでしょうか。 主に2つの大きな進化がありました。
もう、出力は落ちない!特許技術による「革新的な回路設計」
USB充電器でPCとスマホを同時に充電していたら、PCの充電が遅くなってしまった、そんな経験はありませんか?
その原因のひとつは、従来のUSB充電器が持つ電力の分配方式にありました。
ここで、少しだけ電気のお話をさせてください。 実は、家庭のコンセントに流れている電気 (AC / 交流) と、スマートフォンやノートPCが実際に使う電気 (DC / 直流) は、種類が違います。
AC (交流)
波のように性質が変化しながら流れてくる電気で、発電所から家庭まで効率よく電気を送るのに適した形式です。
DC (直流)
一定の強さでまっすぐ流れる電気で、スマートフォンなどの精密なデジタル機器を動かすために必要な形式です。
つまりUSB充電器は、コンセントのACを、機器が使えるDCに「変換」してあげるという、とても大切な役割を担っています。この変換を行うのが「トランス (AC-DC回路) 」と呼ばれる部分です。
従来のUSB充電器では、1つのトランス (AC-DC回路) で作った電気を、複数のポートに分け与えるための複雑な回路 (DC-DC回路) を通す必要がありました。
しかし、Ankerはポートに応じて必要な心臓部を直接切り替えて電気を供給する技術を開発し、心臓部であるトランス (AC-DC回路) そのものを複数搭載することを実現しました。
これにより、電力の通り道がとてもシンプルになり、電力のロスを極限まで減らすことに成功。その結果、充電器全体の電力効率の向上を実現しました。
従来の構造
1つのトランス → 複雑な分配回路 → 各ポートへ供給
新技術の構造
複数のトランス → 各ポートへ直接供給
小さいのに熱くなりにくい!画期的な「低温設計」
「高出力」と「小型化」を同時に実現しようとするとき、必ず大きな壁として立ちはだかるのが「熱」の問題です。
そもそも電気は、回路の中の部品を通るときに、その一部がどうしても「熱」に変わってしまう性質を持っています。これを電力のロス (損失) と呼びます。
「高出力」にすると
たくさんの電気を流すため、それに比例して熱に変わる量も増えてしまいます。
「小型化」すると
発生した熱が内部にこもりやすくなります。大きな部屋より小さな部屋の方がすぐに暖まるのと同じ原理です。
つまり、「高出力」と「小型化」を追求することは、この「熱」との戦いでもあるのです。
Ankerの新しい低温設計は、このやっかいな熱問題に対しても、複数のアプローチで賢く対応しているのです。
そもそも熱を発生させにくくする
前の項目でお伝えした通り、独自技術により電気のロスが少なくなっています。ロスが少ないということは、無駄な熱の発生そのものを大幅にカットできる、ということなのです。
発生した熱をすばやく逃がす
外側のボディには、環境に優しい再生素材でありながら、熱を逃がす性能にも優れたPCR素材を使っています。
機能的な縦縞デザイン
製品表面に施された縦縞の加工は、オシャレなだけでなく、表面積を増やすことで熱を逃がす効果を最大限に高めるための機能的なデザインなのです。
これらの工夫が合わさることで、例えば70Wという高い出力で充電し続けても、製品の表面温度は国際的な安全基準よりも約10℃も抑えることに成功しました。
この優れた安全性は、世界的な第三者機関であるドイツのTÜV (テュフ) ラインランドによる「低温認証」も取得済み。安心して毎日お使いいただける証明です。
新技術を初搭載!
「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) 」登場

さて、ここまでご紹介してきたAnkerの新しい独自技術。 この革新的な技術を初めて搭載した製品が、いよいよ登場します。
それが、「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) 」です。この新しいUSB充電器の魅力を、具体的にご紹介しましょう。
世界最小クラスのコンパクトさ
まず驚くのは、そのコンパクトさ。 最大70Wというパワフルな出力にもかかわらず、世界最小クラス※の本体サイズを実現しました。
このコンパクトさの秘密は、先ほどご紹介したAnker新独自技術によるもの。Anker独自のACDC切替技術により、本体内部にパワー半導体素材「GaN (窒化ガリウム) 」を2枚搭載することに成功。これにより高い充電効率による「高出力」はもちろん、熱の発生も抑えることで充電器本体の「小型化」も実現することができました。
※3ポート搭載かつ単ポート最大70W以上の充電器において、2025年7月時点、Anker調べ
見た目からは想像できない、圧倒的なパワフルさ
この小さなボディには、USB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つ搭載されています。
単ポートで使うとき
どちらのUSB-Cポートからでも最大70Wの高出力。MacBook AirなどのハイパワーなノートPCでも、これ1台で急速充電が可能です。
3台同時に使うとき
3つのポートをすべて使っても、合計で最大67.5Wのパワフルさを維持。例えば、MacBook Airとスマートフォン、ワイヤレスイヤホンを、この1台で同時に充電が可能です。
もう、外出先や旅行に、いくつも充電器を持っていく必要はありません。
驚異の充電スピード

そのパワフルさは、充電時間にもはっきりと表れます。 例えば、MacBook Airであれば、わずか約36分で0%の状態から50%まで充電することが可能です※。「充電し忘れた!」という朝でも、身支度をしている間にサッと充電を済ませることができます。
※Anker調べ
Ankerならではの「安心感」
Ankerが誇る独自の多重保護システムはもちろんのこと、この新製品には、さらに進化した温度管理システム「ActiveShield™ 4.0」を初めて搭載しました。これは、1秒間に約120回という驚異的な頻度で温度を検知し、常に最適な出力に自動でコントロールしてくれる機能です。寝ている間の充電など、目が届かないシーンでも、大切な機器を過熱からしっかりと守ります。
毎日使うからこそ嬉しい、細やかな気配り
性能だけでなく、使いやすさへのこだわりもAnkerならでは。
抜け落ちにくい設計
壁のコンセントに挿したときに、ケーブルの重みで傾いたり抜け落ちたりしにくいよう、本体の重心が緻密に調整されています。

スタイリッシュなデザイン
指紋が付きにくく、傷も目立ちにくい特別な表面加工を採用。いつでもサラサラの触り心地で、美しく使うことができます。

スマートな充電の、新しい未来へ
今回ご紹介したAnker独自の新しい技術と、それを搭載した「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) 」。
これらは、単にスペックの数字を追い求めたものではありません。 複数のデジタル機器を、ストレスなく、スピーディーに、そして何よりも安全に充電できる。そんな当たり前でありながら、これまで実現が難しかった充電環境をお届けしたいという、Ankerの強い想いが込められています。Ankerの技術と想いが凝縮されたこの一台、ぜひその手にとってお試しください。
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