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公開日:2024.12.17
ポータブル電源の容量の目安とシーン別のおすすめ製品
ポータブル電源は、キャンプや車中泊、災害時の備えなど、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。しかし、初めて購入する方にとっては、容量選びに悩むことも多いのではないでしょうか。容量が小さすぎては使いたい家電が使えず、大きすぎれば持ち運びが大変になってしまいます。そこで今回は、シーン別にポータブル電源の容量の目安とおすすめ製品をご紹介します。用途に合わせた最適な1台を見つけましょう!
目次:
ポータブル電源の容量とは?
まずはポータブル電源における「容量」について理解を深めていきましょう。
Wh (ワットアワー) で表される電力量
ポータブル電源の容量は、「Wh (ワットアワー) 」という単位で表されます。これは「W (ワット) 」と「h (時間) 」を掛け合わせた値で、バッテリーに蓄えられている電力量を意味します。分かりやすく言えば、「1時間に使用できる電力の大きさ」ということ。例えば、300Whのポータブル電源なら、300Wの電力を1時間使用できる計算になります。
容量が大きいほど長時間使用可能
一般的に、Whの数値が大きいほど、大容量のポータブル電源ということになります。ただし、同じ容量でも、使用する家電の消費電力によって、稼働時間は大きく変わってきます。例えば、40Wの電力を使う家電なら、300Whのポータブル電源で6時間使えますが、300Wの家電だと、わずか50分で電力が尽きてしまうのです。キャンプや停電など、長時間の使用が想定される場合は、なるべく大容量のポータブル電源を選ぶことをおすすめします。
容量全てを使えるわけではない
注意しておきたのは、ポータブル電源から電化製品へ給電する際に電力ロスが発生する事から、ポータブル電源容量全てを使う事ができません。電力ロスを考慮する場合は上記の計算に80%を掛ければ実際に使用できるおおよその容量がわかります。そのため300Whのポータブル電源であれば使用できる容量は、240Wh程度である事がわかります。用途別に見る必要な容量の目安
それでは、具体的にどのくらいの容量が必要なのでしょうか。用途別に必要な容量の目安を確認していきましょう。
キャンプでの使用に適した容量
デイキャンプなら200Wh以上
日帰りキャンプ程度なら、スマホやタブレット、LEDランタンなど、比較的消費電力の小さな機器を使用する場合がほとんどのため、200Wh前後の容量があれば十分でしょう。容量に少し余裕を持たせたいなら、300〜500Whクラスがおすすめ。
1泊以上なら500Wh以上
夏場は扇風機やサーキュレーター、冬場は電気毛布など、季節によって使用する家電は異なりますが、500Wh以上の容量があると安心できるでしょう。 大人数でのキャンプや、電気ヒーターなどの消費電力が大きい家電を使用する場合は、1000Wh以上の大容量モデルも視野に入れましょう。
防災・停電対策に備えるなら700Wh以上
災害時には、エアコン・ヒーター・冷蔵庫等の家電を動かせるだけの出力があるタイプが望ましいです。さらに、大規模災害時には電力の復旧まで2〜3日かかることもあるため、大容量タイプがおすすめです。そのため、容量が700Wh以上の中型〜大型モデルを選ぶとよいでしょう。ちなみに、家電によっては起動電力が消費電力を大幅に上回る場合があります。起動電力がポータブル電源の最大出力を上回る家電は使用できないため、使用する家電の起動電力もしっかり確認しましょう。
DIYや屋外作業用なら1000Wh以上
ドリルやサンダー、丸ノコなどの電動工具は、消費電力が非常に大きいのが特徴。使用時間にもよりますが、最低でも1000W以上の出力に対応したポータブル電源が必要不可欠です。
ポータブル電源選びのその他ポイント
容量以外にも、ポータブル電源選びではチェックしておきたいポイントがいくつかあります。より自分に合った製品を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
出力ポート
ポータブル電源には、USBポート、ACコンセント、DC出力など複数の出力形式があります。使用する機器に対応したポートがあるか確認しましょう。スマートフォンやタブレットの充電にはUSBポートが必要ですし、ノートパソコンや小型家電を使用する場合はACコンセントが役立ちます。複数のデバイスを同時に使いたい場合は、出力ポートの数や種類が多いモデルを選ぶと便利です。
重量と携帯性
アウトドアなどで頻繁に持ち運ぶ場合は、小型で軽量なモデルが理想的です。しかし、小型モデルは容量が小さくなる傾向があり、逆に大容量モデルは重量も大きくなりますが長時間の使用が可能です。大容量モデルでも持ち運び用のキャスターが付いている製品もありますので、携帯性もしっかり確認しましょう。
充電方法と充電時間
コンセントからの充電 (AC100V) に加え、ソーラーパネルやシガーソケットなど、どのような充電方式に対応しているかをあらかじめ確認しましょう。また、大容量モデルの中には満充電までに4~5時間ほど必要な機種もあります。
キャンプ当日朝、充電し忘れに気づいた際や、突然の雷雨や台風による急な停電の備えとして使用する場合、充電に長時間かかってしまうのは大きなデメリットです。短時間で充電が完了するかも製品選びの基準として考えましょう。
製品寿命
防災の備えとしてご購入いただく場合、長期での保管と使用が可能かどうかも重要なポイントです。ポータブル電源は、1000個以上の部品で構成されていることも多く、バッテリーと電子部品それぞれが長寿命であることを確認しましょう。
保証期間とアフターサービスの確認
「メーカー保証」が何年ついているか、修理やカスタマーサポートを含めた「サポート体制」が充実しているかなど、長く安心して使える製品かどうかを視野に入れて比較検討しましょう。初めてポータブル電源を使う場合に戸惑わないよう、日本語サポートがあると安心です。
用途別おすすめAnkerポータブル電源
最後に、キャンプや防災など、用途別のおすすめAnkerポータブル電源をご紹介します。安全性と使いやすさに定評のあるAnker製品なら、機能性も抜群。ぜひ参考にして、あなたに合ったポータブル電源を見つけてくださいね。
デイキャンプにおすすめ
Anker Solix C300 Portable Power Station
Anker Solix シリーズ随一のコンパクトさと持ち運びやすさが特徴の長寿命なポータブル電源です。コンパクトながらも家族全員が安心して使用できる288Whのバッテリー容量と定格出力300Wに加え、2Lペットボトル約2本分のサイズでキャビネットの中や玄関の靴箱にも収納できます。また、付属の肩掛けストラップを使用すれば両手を使わずに持ち運ぶことができるため、避難時にも持ち運びやすいことが特徴です。家族を守る防災対策の第一歩として最適な1台です。
製品詳細を見る Amazonで購入Anker Solix C300 DC Portable Power Station
大型ライト搭載に加え、超コンパクトさが特徴のポータブル電源です。約3kgでバッグにも入る小型軽量設計に加え、USB-Cポート4つ、USB-Aポート2つ、シガーソケット1つの合計7ポートを搭載。USB-Cポートからは最大140W出力が可能で、様々な機器へ急速充電が可能です。アウトドアシーンなど、外出先でスマホなどのデバイスの充電に最適な1台です。
※本製品にはACポートは搭載されておりません
製品詳細を見る Amazonで購入お泊まりキャンプにおすすめ
Anker Solix C800 Portable Power Station
768Whの容量、1200W出力対応。中容量帯ながら1200Wを安定して出せるパワフルな一台で、電気ケトルやドライヤーなど消費電力の高い電化製品もご利用いただけます。急速充電に対応し、満充電まで最短58分で完了します (※) 。
(※) 2023年9月時点 700Wh帯において、20°Cのテスト環境下におけるAnker調べ。専用アプリで超急速充電モード設定時、通常モードでは約90分。外気温や使用環境により充電時間は異なる場合があります
製品詳細を見る Amazonで購入Anker Solix C800 Plus Portable Power Station
Anker Solix C800 Portable Power Stationと同様に、768Whの中容量帯ながら、1200Wを安定して出力できるパワフルな一台です。 天面の蓋の中にはライト二つと最大100cmまで伸縮可能なポールが付属。ライトは充電式かつ、ポータブル電源と一緒に充電されるため充電忘れの心配がなくいざという時もすぐにお使い頂けます (※)。
(※) ライトの充電は、ポータブル電源の主電源がオンの場合にのみ充電されます。
製品詳細を見る Amazonで購入Anker Solix C1000 Portable Power Station
1056Whの容量、1500W出力対応。家庭用コンセントと同じ出力で、ほとんどの電化製品の使用が可能です。また、急速充電に対応し最短58分で充電が完了 (※) 。同容量帯の従来のモデルに比べ、サイズも約15%コンパクトになり、持ち運びも手軽にできます。
(※) 20°Cのテスト環境下におけるAnker調べ。専用アプリで超急速充電モード設定時。通常モードでは約90分です。外気温や使用環境により充電時間は異なる場合があります
製品詳細を見る Amazonで購入防災におすすめ
Anker Solix C1000 Portable Power Station
1056Whの容量、1500W出力対応。家庭用コンセントと同じ出力で、ほとんどの電化製品の使用が可能です。また、急速充電に対応し最短58分で充電が完了 (※) 。同容量帯の従来のモデルに比べ、サイズも約15%コンパクトになり、持ち運びも手軽にできます。
(※) 20°Cのテスト環境下におけるAnker調べ。専用アプリで超急速充電モード設定時。通常モードでは約90分です。外気温や使用環境により充電時間は異なる場合があります
製品詳細を見る Amazonで購入Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)
1229Whの容量、1500W出力対応。大容量モデルながら80%充電まで約1時間と急速充電に対応、また電子レンジをも動かせる出力で幅広い機器を長時間ご使用でき、防災備蓄に適した製品です。
製品詳細を見る Amazonで購入Anker 767 Portable Power Station (GaNPrime PowerHouse 2048Wh)
2048Whの大容量モデル。充電時間は最短2時間で、家族や友人など複数人数で使用可能な13個のポートを搭載。そのうち6つのACポートは2000Wの出力を備えており、ほとんどの一般的な家電を使うことができます。
製品詳細を見る Amazonで購入Anker Solix F3800 Portable Power Station
3840Whの超大容量に最大5000Wの高出力を誇るAnker Solixシリーズの最高峰モデル。消費電力の大きな家電にも同時に複数給電ができ、停電時に必要な電力を丸一日分まかなうことが可能です (※) 。
(※) 災害時に必要とされるエアコン、冷蔵庫、テレビ、LED電球、炊飯器、パソコン、スマートフォン用充電器等をそれぞれ数時間程度使用する想定における概算値
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