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ANKERアイコンMAGAZINE

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公開日:2025.12.22

Anker独自の「多重保護機能」とは?デバイスの安全を守る14の機能を徹底解説

モバイルバッテリーは、スマートフォンなどのデバイスをいつでも充電できるよう、内部に大きな電力を蓄えています。「巨大なエネルギー」をカバンに入れて持ち歩くからこそ、そこには何よりも妥協のない安全性が求められます。


Ankerでは、お客様が毎日を安心して過ごせるよう、独自の保護機能パッケージ「多重保護機能」を製品に採用しています。本記事では、目に見えない場所でデバイスや私たちの日常を守り続ける「14の保護機能」にスポットを当て、具体的にどのようなリスクから私たちを守ってくれているのか、その仕組みをわかりやすく解説します。

 

目次:

    そもそも「保護機能」とは?

     

    具体的な機能紹介に入る前に、そもそも保護機能が何のためにあるのか、全体像をイメージしてみましょう。電気は目に見えませんが、時に「高すぎる電圧」や「多すぎる電流」といった形で暴走することがあります。
    その結果、バッテリー本体や充電器、接続していたスマートフォンに過剰な電気が流れ、故障する可能性があります。

     

    保護機能とは、こうした電気のトラブルを瞬時に検知し、事故になる前に電気を止める安全装置の役割を果たします。
    電気の流れや使用環境に合わせて、保護機能は大きく4つのステージで常に監視を行っています。

     

    入力保護機能

    コンセントからモバイルバッテリーへ、電気が入ってくる時のトラブル (過電圧など) を防ぎ、モバイルバッテリー本体が壊れるのを防ぎます。

    出力保護機能

    モバイルバッテリーや充電器からスマホへ、電気を送り出す時のトラブル (過電流など) を防ぎ、大切なスマホの故障を防ぎます。

    セル保護機能

     モバイルバッテリー内部の電池 (セル) そのものを監視します。過充電や過放電を防ぎ、電池の劣化や膨張・爆発リスクを抑えます。

    環境・物理保護機能

    電気の流れだけでなく、静電気や電磁波といった外部ストレスから製品を守ります。

     

    次章からは、この4つの分類に沿って、それぞれの場所で働く具体的な保護機能をご紹介します。
     


    入力保護機能

    「入力」とは、充電機器そのものへ電気が流れ込むプロセスを指します。

    入力過電圧保護



    【対象:モバイルバッテリー】


     モバイルバッテリーを充電しようとして、規格に合わない高電圧なACアダプタを使用したり、誤った端子へ接続することで想定以上の電圧 (過電圧) がモバイルバッテリー本体に印加されるリスクがあります。 

     

    もしこの保護機能がなければ、規定値以上の電圧が印加されることで内部の充電制御チップや回路の破損、電池への過充電につながり、不具合リスクが高まります。Ankerの入力過電圧保護は、規定値を超えた入力電圧を検知し遮断することでモバイルバッテリーの不具合を未然に防ぐ「門番」の役割を果たします。

     

    入力過電流保護


    【対象:モバイルバッテリー】


     電圧が正常でも、一度に流れ込む電気の量 (電流) が多すぎると危険です。例えば、強力すぎるアダプタから制御不能な電流が流入した場合、モバイルバッテリー内部の電池の劣化促進や異常発熱等を招く恐れがあります。


     この機能は、入力電流が安全な範囲を超えた場合、入力電流値を制御、または遮断します。これにより、モバイルバッテリー本体の発熱を抑え、電池の劣化を軽減します。

    入力短絡保護


    【対象:モバイルバッテリー】 

    「短絡 (ショート) 」は、電気回路におけるもっとも危険なトラブルの一つです。モバイルバッテリーの入力ポート (USB-C端子など) にホコリや水分が付着、衝撃による基板上の部品のズレ等により、本来絶縁されているべきプラス極とマイナス極、異なる信号線同士が電気的につながってしまう現象です。 

     

    入力端子で短絡が起きると、流れる電流が急激に増加することで異常発熱を引き起こし、製品の破損に繋がるおそれがあります。Ankerの保護回路は入力時の電流値を監視しており、短絡時の電流の急激な増加をいち早く検知し製品へ流れ込む電流を遮断することで、充電器自体の破損を防ぐだけでなく、発火等の事故リスクを回避します。

     

    出力保護機能

     

    「出力」は、モバイルバッテリーやUSB充電器から、スマートフォンなどのデバイスへ電気を送り出すプロセスです。「充電したらスマホが壊れた」という事態を防ぐため、モバイルバッテリーとUSB充電器の両方に搭載されている、極めて重要な機能群です。

    出力過電圧保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】

    接続されたデバイスへ給電中、充電器内部の何らかの回路トラブルや誤動作により、出力電圧が規定値を超えて上昇することがあります。


     スマートフォンのメインボードは非常に繊細で、わずかな電圧超過でも致命的なダメージを受け、修理不可能な状態になります。また、電圧超過による接続機器への過充電のリスクを軽減しています。適切な電圧にて接続デバイスへ充電されるようにAnker製品は出力電圧を常に監視しており、異常値を検知した瞬間に給電を停止します。高価なスマートフォンを一瞬の過電圧から守り、大切にご使用いただくための保険です。

     

    出力過電流保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】 

     出力過電流保護機能は、出力ポートごとに接続されたデバイスへ流れる電流値を制御しています。出力電流が安全な範囲を超えた場合、自動的に出力電流値を制御、または遮断します。これにより、デバイスの電池(セル)の劣化を防ぎ、回路への過負荷による故障を回避します。

     

    出力短絡保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】

     

     入力短絡同様にホコリや水分の付着等何らかの原因により出力ポートや内部基板上に短絡が発生することで、接続デバイスの破損などリスクが高まります。この機能は、出力時に短絡による急激な電流の増加を検知すると、いち早く出力を遮断します。「カバンの中でケーブルがショートして煙が出る」といった、ユーザーの目の届かない場所での事故を防ぐために不可欠な機能です。

     

    過負荷保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】 

     

    すべての充電機器には「定格出力」が決められています。 複数の出力ポートを備えた製品が多くなっていますが、Anker製品では出力ポートごとに出力上限を設定しています。過負荷保護は、製品全体の定格出力を超える負荷 (電力要求) を検知すると、製品の破損や異常発熱を防ぐため出力を制限、または遮断することで、無理な稼働をストップさせます。

     

    セル保護機能

     

    モバイルバッテリーの中核部品である「リチウムイオン電池 (セル) 」は、エネルギー密度が高い反面、非常にデリケートなため、様々なリスクから守るための保護機能が搭載されています。

    過充電保護


     【対象:モバイルバッテリー】 

     

    モバイルバッテリーの充電残量が100%になった後も、電気を無理やり流し続けることは非常に危険です。必要以上に充電されたエネルギーは異常発熱や電池(セル)内部のガス発生を促進し、電池(セル)がパンパンに膨張したり、最悪の場合はガスによる内部圧力の上昇により爆発するリスクがあります。 過充電保護機能は、電池(セル)の充電残量を監視し、満充電に達すると自動的に充電プロセスを停止します。就寝前に充電ケーブルを挿し、朝まで放置しても安全なのは、この機能が正常に働いているおかげです。

     

    過放電保護


    【対象:モバイルバッテリー】

     モバイルバッテリーの充電残量が0%になった後も内部の細かなパーツを動作させるために電池(セル)に若干残ったエネルギーは少しずつ消費(放電)していきます。充電せずに放置することで放電が進み、電池(セル)は過放電の状態に陥ります。、過放電の状態が続くと電池(セル)内部が化学的に分解・劣化し、二度と充電できなくなってしまうのです。 過放電保護は、モバイルバッテリーの充電残量が0%になり、、放電が進行しないように強制停止する事で過放電に陥るリスクを軽減します。モバイルバッテリーの充電残量が無くなった後も寿命を延ばすための大切な機能なのです。

     

    温度保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】

    電子機器にとって「熱」は寿命を縮める最大の敵です。AnkerのほとんどのモバイルバッテリーとUSB充電器には高精度の温度センサーが内蔵されており、デバイス内部の温度を常時監視しています。 急速充電中や長時間の使用で温度が規定値を超えて上昇した場合、自動的に出力を絞って温度を下げたり、危険な場合は電源をオフにしたりします。低温火傷のリスクや、熱暴走による火災を未然に防ぐシステムです。

     

     環境・物理保護機能

     

    電気の流れだけでなく、使用環境や物理的なストレスからも製品を守る必要があります。ここでは、モバイルバッテリーとUSB充電器の双方、あるいはUSB充電器特有の保護機能について解説します。

     静電気保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】

     

     特に乾燥した冬場、人体には数千ボルトもの静電気が帯電することがあります。充電ポートに触れた瞬間の「パチッ」という静電気放電 (ESD) は、繊細な半導体チップを一撃で破壊する威力を持っています。 Anker製品は、TVSダイオードなどの保護素子を回路に組み込むことで、この静電気パルスを瞬時に吸収・抑制します。日常的な取り扱いの中で、知らず知らずのうちに起きる静電気による予期せぬ回路の故障や破損を防いでいます。

     

    信号干渉保護


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】

     私たちの周りは、Wi-FiやBluetooth、携帯電話の電波など、目に見えない電磁波で溢れています。また、充電器自体もスイッチング動作によりノイズを発生させます。 外部からの電波干渉や、内部信号の混信は、充電制御回路の誤動作 (充電が止まる、速度が安定しないなど) を招きます。通常、電磁妨害 (EMI) 保護と呼ばれるこの機能は、ノイズを遮断・抑制し、常に安定した充電プロセスを維持するために働いています。


    サージ保護


    【対象:USB充電器】

     

     これはコンセントに挿すUSB充電器特有の重要な機能です。家庭用コンセントの電圧は常に一定とは限りません。落雷や、電力会社の送電網の切り替え、あるいは大型家電のオンオフなどにより、一瞬だけ強烈な高電圧が走ることがあります。


     安価な充電器は、この一撃で内部回路が焼き切れて故障したり、そのサージ電圧をそのまま接続機器へ流してしまったりします。Ankerの充電器に搭載されたサージ保護機能は、突発的なサージエネルギーを吸収し、充電器とスマホの両方を電力網の乱れから守ります。

     

    耐火設計


    【対象:モバイルバッテリー / USB充電器】 

     

    回路による保護に加え、Ankerは「素材」による安全対策も徹底しています。外装にはUL94 V-0グレードなどの難燃性プラスチックを採用。 万が一、内部でショートや異常発熱が起きたとしても、外装ケースが燃え広がり難い設計になっています。火災の拡大を防ぎ、ユーザーの家財や身体を守る、最後の砦とも言える物理的な保護機能です。

     

    まとめ

     

     

    以上、14項目に及ぶAnkerの「多重保護機能」について解説しました。
    これらの機能は、製品のパッケージやスペック表には小さな文字で書かれているだけかもしれません。

     

    しかし、その一つ一つが、「入力」「出力」「電池内部」「外部環境」というあらゆる方向からのリスクに対し、常に監視の目を光らせています。


    手に取りやすい価格の製品が溢れる今だからこそ、私たちは「目に見えない安全性」こそが最大の価値であると考えています。毎日、そして長く使うものだからこそ、一切の妥協を排した安全性を追求します。Ankerはこれからも、確かな技術でみなさまのスマートな日常を支え続けます。

     

     

     

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