AnkerMake M5 トラブルシューティング
2023.02.01
Wi-Fi接続がうまくいかない場合の対処法
①ファームウェア、アプリに関わる問題の場合
②アクティベーションに失敗する場合
③Wi-Fiが切断されてしまう場合
④AnkerMake Slicerに関わる問題の場合
⑤アプリにネットワークが見つからない通知が表示される場合
①ファームウェア、アプリに関わる問題の場合
AnkerMakeアプリに以下のエラーメッセージが表示される場合、下記の方法をお試しください。

- AnkerMakeアプリで、「Wi-Fiネットワーク名」と「パスワード」の両方が正しいことを確認します。
- 企業向けルーター等、二段階認証が必要なWi-Fiではご使用いただくことができません。
- ルーターの設定がIPアドレス自動取得になっている事をご確認ください。固定IPアドレスは端末側で別途設定ができないため、端末がIPアドレスの取得に失敗し、インターネットに接続できなくなる場合があります。
- 2.4GHzの周波数帯で接続されているかをご確認ください。5.0GHz、ならびにデュアルバンドWi-Fiはご使用いただく事ができません
- AnkerMakeアプリで地域設定が「Japan」になっていることを確認してください。デバイスとルーターの設定地域が一致していることを確認します。
- ルーターのチャンネルが現在の国の要件と一致しているか、他にチャンネルが設定されていないかをご確認ください。
②アクティベーションに失敗する場合

- AnkerMakeアプリを最新バージョンにアップデートしてください。
- Wi-Fiネットワークの信号が強く、安定していることを確認してください。
- スマホのホットスポット等、他のWi-fiを使用して、プリンターをアクティベートしてください。
③下記の図のような表示でWi-Fiが切断されてしまう場合
AnkerMakeアプリ

タッチパネル

- ルーターを再起動してください。
- 同じルーターに接続されている他のデバイスが問題なくインターネットにアクセスできるかどうかをご確認ください。
④AnkerMake Slicerに関わる問題の場合
・リモートプリントができない場合
-以下のリンクからAnkerMake Slicerの最新版ソフトウェアをダウンロードしてお試しください。
・プリンターに接続できない場合
-スマホのAnkerMakeアプリにM5プリンターが追加されていることをご確認ください。
- AnkerMake Slicerと、スマホのAnkerMakeアプリで同じ地域を選択していることをご確認ください。
・プリンター自体がオフラインになっている場合
-AnkerMake M5を再起動し、ファームウェアを最新版に更新してください。通常、AnkerMake M5はAnkerMake Slicerに自動で再接続することができます。
⑤アプリにネットワークが見つからない通知が表示される場合
ネットワークの問題である可能性が高いため、再起動をお試しください。
アプリで3Dプリンタが検出されない場合の対処法

以下の手順をお試しください。
1.スマートフォンのBluetoothをオンにします。
2.AnkerMake M5の電源がオンになっていることを確認します。
3.スマートフォンをAnkerMake M5に近づけます(Bluetoothの最大有効範囲は10mです)。
4.別のスマートフォンで接続をお試しください。
5.これらの手順がうまくいかない場合は、タッチパネルの 歯車(設定) > [復元] をタップしてAnkerMake M5をリセットし、AnkerMakeアプリを使って再度AnkerMake M5とBluetooth接続をお試しください。
※Wi-Fiは2.4GHz帯の周波数にのみ対応 データ転送エラーへの対処法
本体のタッチパネルにデータ転送のエラーメッセージが表示された場合の主な原因は下記の通りです。
・本体のUSB-Cケーブルの接続に問題がある場合
・エクストルーダーのUSB-Cケーブルの接続に問題がある場合

解決策:
・本体のUSB-Cケーブルが緩んでいないか確認します。
1) 下の画像のように、本体の底面カバーを開きます。

2) USB-Cポートのネジが緩んでいないか確認します。緩んでいる場合は、六角レンチビット H2.0を使って締め付けてください。

3)六角レンチビット H2.0を使って、2本のUSB-Cケーブルを取り外し、再度取り付け直します。
・エクストルーダーのUSB-Cケーブルが緩んでいないか確認します。
1)エクストルーダーのUSB-Cポートのネジが緩んでいないか確認します。緩んでいる場合は、六角レンチビット H2.0を使って締め付けてください。
2) 六角レンチビットH2.0でUSB-Cケーブルを取り外し、再度取り付けます。

アプリのBluetooth接続エラーの対処法
AnkerMakeアプリを使用中に、スマートフォンと本体のBluetooth接続が切断された場合、下記画像のエラーメッセージが表示されます。

操作手順
1.お使いのスマートフォンのBluetoothをONにします。
2.AnkerMake M5の電源がオンになっていることを確認します。
3.スマートフォンをAnkerMake M5に近づけます(Bluetooth範囲は最大10メートルです)。
4.別のスマートフォンでの接続をお試しください。
5.上記手順で改善しない場合、タッチパネルの [設定] > [復元] でAnkerMake M5をリセットし、AnkerMakeアプリとAnkerMake M5の再接続をお試しください。
温度異常を検知した際の対処法
ノズルまたはヒートベッドでの温度異常
・温度が異常、もしくは検出できない場合
・目標温度に到達しないまま、20秒間変化がない場合
・目標温度で20秒以上、温度が変動している場合
・周囲温度が8℃より低く、低温保護が作動した場合

トラブルシューティング
タッチパネルにノズルとヒートベッドの温度表示があるかどうかご確認ください。

ノズルとホットベッドの温度が8℃より低い場合、プリントを開始する前に、製品の周辺温度が8℃より高いかご確認ください。
ノズルの温度が "0 "を示す場合、ノズルと本体の2つのタイプCワイヤーを再接続してください。タイプCをロックするネジはあまり強く締めないようにご注意ください。


ノズルシェルを取り外し、ノズルサーミスタとヒーティングパイプワイヤーが損傷していないか、端子が差し込まれているかどうかを確認します。ノズル内部がショートしないよう、操作中は必ず電源を切ってください。



ヒートベッドの温度が "0 "を示している場合、下の画像の各位置のネジを外し、2本のタイプCワイヤーとZモーターワイヤーを取り外してください。その後、底板を取り外し、メインボード上のヒートベッドサーミスタ配線が損傷していないか、端子がしっかり差し込まれているかどうかをご確認ください。ショートや感電の原因とならないよう、動作中は必ず電源を切ってください。


プリント板を取り外し、次の画像場所のネジを取り外し、ワイヤーの溶接に異常がないか、プリント板のリンクワイヤーに損傷がないか確認します。ショートしないよう、操作中は必ず電源を切ってください。


高温エラー
・ノズルの温度が275℃を超え、タッチパネルに高温エラーが表示される場合
・ヒートベッドの温度が110℃を超え、タッチパネルに高温エラーが表示される場合

トラブルシューティング
・タッチパネル右上の歯車 [設定] > [復元] > [復元]をタップして製品を初期化し、問題が解決されるかどうかご確認ください。
※製品のすべての設定とファイルが初期化されます。
・製品を初期化しても問題が解決しない場合は、ノズルと本体の2つのタイプCワイヤーを差し直してください。タイプCのネジはあまり強く締め付けないように注意してください。[設定] > [復元] > [復元] をタップして製品を初期化し、問題が解決されたかどうかご確認ください。
※製品のすべての設定とファイルが初期化されます。


プリントファイル破損アラートの対処法
AnkerMake Slicerは、STLファイル(BINARY & ASCII)とOBJファイルに対応しています。
AnkerMake Slicerでプリントファイルを作成すると、AnkerMake M5本体でプリントするためのファイルデータが生成されます。
プレビュー時にプリントファイルが破損した場合、以下のアラートが表示されます。

アラートが出る原因
・プリントファイルのフォーマット間違い
・プリントファイルの破損
・プリントを開始する前に、プリントファイルが入ったフラッシュドライブが抜かれた
以下のトラブルシューティングをお試しください。
・プリントファイルのフォーマットが正しいかどうかを確認し、正しくない場合は適切なフォーマットに変更してください。
・プリントファイルが破損している場合は、ファイルを再スライス後、再度読み込み、プリントを行ってください。
・フラッシュドライブを使用してプリントファイルをコピーする場合、AnkerMake M5がプリントを開始したことを確認してからフラッシュドライブを抜いてください。
リモートプリントにエラーが出るときの対処法

データの受信は以下のような原因で失敗することがあります。
・ファイル形式が正しくない、またはファイルが破損している。
・ダウンロードまたは転送に失敗した。

操作手順
AnkerMakeアプリ経由のプリントの場合
・AnkerMake M5とAnkerMakeアプリを再起動します。
・お使いのスマートフォンとAnkerMake M5のネットワーク接続を確認してください。
-スマートフォンで他のアプリを正しくお使いいただけるかご確認ください。
-別のWi-Fiをお試しください。タッチパネルで右上の歯車 [設定] > [ネットワーク] > [Wi-Fiの変更] を選択します。
・上記の手順で解決しない場合は、ローカルファイルをいくつか削除して、Anker Make M5のストレージを解放してください。タッチパネルで [開始] > [ローカル] を選択し、右上の編集アイコンをタップするとローカルファイルが表示されます。

AnkerMake Slicer経由のプリント失敗の場合
1.AnkerMake M5とAnkerMake Slicerを再起動します。
2.お使いのデバイスのネットワーク接続を確認します。
3.上記の手順で解決しない場合は、ローカルファイルを削除して、AnkerMake M5のストレージをクリアにしてください。[開始] > [ローカル] に移動し、編集アイコンをタップします。

4.AnkerMake Slicerソフトウェアでプリントファイルを再スライスします。
5.プリントデータを再度AnkerMake M5に転送します。
6.上記をお試しいただいてもプリントデータを転送できない場合は、プリントデータをUSB-Cフラッシュドライブにコピーし、フラッシュドライブ経由でプリントを開始してください。(USB-Cフラッシュドライブは付属していません)
フィラメント破損アラートを止める方法
AnkerMake M5は、フィラメント破損を検知するセンサーを搭載しています。
異常を検知した場合、アラートを表示しプリントが停止します。
異常を検知した場合、アラートを表示しプリントが停止します。

想定される原因
1.フィラメント切れ:フィラメントが残っていない場合に起こります。
2.フィラメント破損:フィラメントが切れたり外れたりする場合に起こります。
3.その他、異常を検知した場合に起こります。
解決策:
・フィラメントが切れたり、折れたりした場合は、以下の操作を行ってください。
1.エクストルーダーの空圧コネクタークリップを取り外し、ガスケットを押します。次に、チューブを引き出して、内部にあるフィラメントを取り除きます。
2.本体の電源を入れ、ノズルを180°Cに予熱します。
3.エクストルーダーのクリップを持ち、残りのフィラメントを引き抜きます。
4.新しいフィラメントを追加し、フィラメントの先端を45°にカットして再挿入します。
上記をお試しいただいても改善しない場合、左側の検出モジュールを外して、プリントを再開してください。

AI認識に失敗するときの修正方法
AIカメラによるエラー検知機能は、AnkerMake Slicerソフトウェアでスライス処理したファイルでのみご利用いただけます。
AIを有効にすると、レイヤーごとにプリントモデルが撮影され、AnkerMake Slicerでシミュレーションした画像と比較します。 AIが異常を検知した場合、下記画像のようなエラーメッセージが表示されます。
ファーストレイヤーをプリントすると、Z軸が50mmまで上がり、カメラがより鮮明に視覚的に比較できるようになります。
AIがプリントを異常検知した場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。

併せてプリントモデルの印刷状況を観察していただくことをお勧めします。エラーが発生した場合は、直ちにプリントを中止してください。エラーではなく警告のみ発生する場合は、そのまま印刷処理を続行していただいても問題はございません。
・ プリントモデルがバラバラになる問題
プリントがホットベッドに密着していない場合、途中でプリントモデルが本来の位置から外れることがあります

プリントモデルとホットベッドの接着面の表面積が、下の画像のように少なくないかどうかを確認してください。表面積が少ない場合、AnkerMake Slicerの [Expart mode] > ビルドプレート密着性 > ビルドプレート接着タイプ > ブリム で接着面積を増やしてください。


プリント温度の設定が、フィラメントの推奨温度の範囲内かどうかご確認ください。
ホットベッドの温度がフィラメントの推奨温度より低い場合、ホットベッドの温度を上げてください。
PLA+…65℃未満推奨
ABS/PETG…100℃未満推奨

・フィラメントの詰まりでプリントが中断された後、再びフィラメントが押し出されるようになった場合(下図参照)。

フィラメントホルダーが適切な向きで回転するようにセットしてください。フィラメントを押し出すときの抵抗が減り、引っ張る力の不足による不具合を防ぐことができます。

・Y軸のレイヤーがずれている場合

・ Y軸ベルトが引っかかるような異物がY溝に落ちていないかご確認ください。

・ X軸とY軸のベルトの張りをご確認いただき、ネジを締める、もしくは緩めて張力を調節してください。
調整方法は下記の動画をご参照ください。

・AnkerMake SlicerでExpert Modeを使用する場合、ジャークの設定を有効にしてください。プリントの品質を確保するために15mm/sに設定することを推奨します。Expert Mode > スピード > ジャーク制御を有効にする

・フィラメントが押し出されても、何もプリントされない場合

エクストルーダーからフィラメントが押し出されるのに何も印刷されない状態は、ノズルが詰まっている場合があります。
フィラメントホルダーが絡まっていないか、うまくフィラメントが送れているか確認してください。プリントを一時停止して、エクストルーダーからフィラメントを取り出し、フィラメントの絡まりをほぐすか、新しいフィラメントをご使用ください。

・ノズルが詰まっていないかご確認ください。
本体を220℃に予熱し、フィラメントを手動でエクストルーダーに送り込み、フィラメントが押し出せるかどうか確認します。


上記のトラブルシューティングで解決しない場合、次の動画の手順でノズルを清掃してください。(動画は英語です)
1). 装填されているフィラメントをすべて取り除き、本体を180℃に予熱し、エクストルーダーを200mmに上げて、X軸の中央に移動させます。
2). 180℃になったら針など先端の細いものをノズルに差し込みます。
3). 詰まりが解消されるまで、針などで軟化したフィラメントを突き刺して取り除いてください。(溶けた残留フィラメントでの火傷に充分ご注意ください。)
4). フィラメントを押し出し、ノズルの詰まりがないことを確認します。
タッチパネルで [コントロール] > [押し出し] > [ロード] をタップします。
上記の手順を、詰まりが解消されるまで繰り返してください。
ノズルの清掃で解決しない場合は、以下の動画に記載されている手順に従って、ノズルまたはホットエンドを交換してください。

・下記画像をご参照の上、Type-Cケーブルがしっかりと挿入されているかご確認ください。

・下記画像をご参照の上、エクストルーダーのモーターケーブルが緩んでいないか確認し、再挿入してください。

・背面の空気出口から空気が出ているかどうかご確認ください。空気が出ていない場合、エクストルーダーのシェルを分解し、スロートファンを確認してください。緩んでいる場合は、再挿入するか、新しいファンと交換してください。


ノズルの詰まり/フィラメントの漏れ
原因:
・長期間の使用によるノズルの汚れ
・ヒートベッドが不均一、プリントモデルが小さい、特殊な高温素材ABSのため、プリント中にモデルがヒートベッドから離れてしまい、消耗品がノズル全体に巻きついている。
・ノズルが正しくロックされていないため、ノズルから材料が漏れてしまう。
1.作業をしやすくするため、AnkerMake M5の電源を入れ、[コントロール] > [位置調整] をタップしてエクストルーダーを200mmまで上げ、X軸の真ん中に移動させます。

2.H2.0レンチを使って、エクストルーダー背面のネジ4本を緩めます。

3.エクストルーダーの上部カバーとノズル・カバーを取り外し、慎重に脇に置きます。
4.H2.0レンチを使用して、底面カバー前面のネジを緩め、底面カバーを取り外します。

5.タッチパネルで [予熱] > [予熱を開始] をタップし、ノズルが220℃に予熱されるのを待ち、10分間保温した後、針など先端の細いものを使ってフィラメントをゆっくりと清掃してください。
ご注意
・加熱されたノズルは高温のため、火傷をしないように充分ご注意ください。
・ クリーニングがうまくいかない場合は、ノズルを240℃に予熱してお試しください。さらに、ABSやTPUなどの高温のフィラメントを印刷する場合は、製品の対応温度応じて予熱温度を上げてください。
・サーミスタの線が切れないように、ゆっくり優しくクリーニングしてください。
・エアガイド(緑色の部品)を先に取り外してください。発熱線とサーミスタ線の接続部分が取り外しにくい場合は、ヒートガンなどを使って取り外してください。
・タッチパネルで [予熱] > [予熱を開始] をタップし、ノズルが220℃に予熱されるのを待って、10分間保温した後、ピンセットや針先ペンチを使ってノズルの上部をゆっくり清掃してください。


清掃後、ノズルを200℃に予熱し、ソケットレンチでノズルをロックしてください。

清掃中にサーミスタの線が切れた場合は、ホットエンドを交換してください。詳しい操作方法は、以下の動画をご参照ください。
カメラが異物で塞がれている場合、AIは正常に動作しませんのでご注意ください。
オートレベリングのエラーと解決方法
・データ通信エラー、通信エラー

ノズルと本体の2つのUSB-Cケーブルを差し込み直してください。
※USB-Cケーブルをロックするためのネジはあまり強く締めすぎないようにご注意ください。


・ノズル、ホットベットの温度異常

温度異常を検知した際の対処法 の記事をご参照いただき、完了した後、オートレベリングのために電源を再び入れてください。
・オートレベリングのエラー表示や失敗
オートレベリングの際、Z軸の片側が動かない、または同期していない。 Z軸のモーター線2本が定位置に挿入されていないか、反転していないか確認してください。

・X, Y, Z 軸の動作異常がレベリング異常の原因になっている場合
以下の記事をご参照ください。
原点復帰に失敗するときの解決方法(英語)
・ホットベッドの台がでこぼこしたり、斜めになっている
Vホイールに異常がないか、プリント台の両側から底までの距離が遠すぎないか、組み立てに異常がないかご確認ください。
異常がある場合、再度組み立て直してお試しください。

・ホットベッド、ノズルアセンブリ、または V ホイール偏心ナットが緩んでいるか、または損傷している
ホットベッド のV ホイール偏芯ナット、ノズルアセンブリ V ホイール偏芯ナットの調整方法について、「メンテナンス」項目の「エクストルーダー・プリント台の偏心ナットの調整方法」をご参照ください。
X/Y 軸 V ホイールの交換方法に関する項目:X および Y 軸の V ホイールの交換方法(英語)
・フレームおよび本体部品が適切な場所に取り付けられていない
電源を切り、ノズルとプリントプラットフォームをゼロ位置に戻し、Z軸を手動で下まで押して左右共に下がっていることを目視で確認してください。


正面から見て、左右のノズルの位置がプリント台より低くなっていないかどうか確認してください。


ホットベッド面より大きく下がっていない場合、図の位置にある2本の柱が所定の位置に組み立てられていないか確認し、再度組み立てます。
組み立てる際、支柱が本体の溝に完全に入り、途中で引っかからないようにご注意ください。
・プリント底面プレスがきつすぎる、またはベッドから離れすぎていて、正しく接着しない

解決策:
付着がひどく、ビルドプレートから造形物を取り除くことができない場合は、タッチパネル上でZ軸オフセットを設定することによって調整が可能です。設定は0.05mm単位で調整することができ、ファーストレイヤーのプリント開始後に設定することができます。タッチパネルの設定は本体へすぐに反映されます。


ノズルがホットベッドから離れすぎていると、ビルドプレートが適切に接着されません。オートレベリング後に残留物でZ軸のゼロ調整精度に影響を与えないように、プリントに注意してノズルを清掃してください。それでも接着しない場合は、Z軸オフセットを-0.05mm単位で調整します。ファーストレイヤーのプリントが始まった後に設定でき、すぐに反映されます。



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