AnkerMake M5 メンテナンス
2023.02.01
ノズルの交換方法
下記の動画をご参照ください。
ご注意
ノズル交換する際は、危険ですので必ずフィラメント抜いてからお試しください。
ホットエンドの交換方法
・ホットエンドの詰まり
・加熱機能不良
・異常な温度表示
・加熱機能不良
・異常な温度表示
上記の症状が起こった際に交換してください。
ご注意
怪我や火傷、製品の破損につながる恐れがあるため、正しい手順を踏んで交換を行ってください。
下記の動画をご参照ください。
X軸・Y軸ベルトの調整方法と定期メンテナンス
X軸、Y軸方向へ移動した時に異音が生じたり、プリントモデルの位置ずれなどの問題がある場合、長期間の使用によりベルトが緩んでいる可能性があるため、X軸、Y軸のベルトを調整してください。
1. 印刷する前に、ティッシュでX軸の埃を拭き、Y軸の2つの溝の中の残留物を掃除して、詰まりや固着を防いでください。

2.手動で印刷プラットフォームとエクストルーダーを動かしていただき、異音が無いか毎回チェックしていただくことをお勧めします。
もし異音がある場合、下記動画をご参照の上、X/Y軸ベルトの締め付けを調整してください。
「AnkerMake M5 」のVホイールの調整方法
下記の動画をご参照ください。
フィラメントの抜き取り方法と残留フィラメントの清掃方法
フィラメントを抜き取る場合
下記のような場合はフィラメントを取り出す必要があります。
・プリント終了後、消耗品を取り出して保管する場合
・他の色、他の種類のフィラメントに交換する場合
・ノズル詰まりやその他の問題が発生した場合
・本体の定期メンテナンス、またはノズルやホットエンドなど一部の部品の交換をする場合
手順
1. 本体の電源を入れます。タッチパネルで [コントロール] > [押し出し] > [アンロード] をタップして、ノズルを予熱します。

2. エクストルーダーの押し出しボタンを押しながら、フィラメント挿入口からフィラメントを抜き取ります。

・残留フィラメントの清掃が必要な場合
フィラメント切れやフィラメント不足の検出アラームが発生した場合、残留フィラメントのクリーニングが必要です。
手順
1. 空圧コネクターの下にあるガスケットを押し、PTFEチューブを引き出して、フィラメントを取り出します。


2. 本体の電源を入れます。タッチパネルで [コントロール] > [押し出し] > [アンロード] をタップしてノズルを予熱します。

3. エクストルーダーの押し出しボタンを押しながら、左肩のフィラメント穴からフィラメントを完全に引き抜きます。

フィラメントを装填する場合
1. フィラメントをフィラメントホルダーにセットします。
2. フィラメントの先 2cmをまっすぐに延ばし、先端を 45°の角度でカットします。(フィラメントが濡れているとプリント品質に影響を与えることがあるので、フィラメントが適切に保管されていることを確認してください。)
ご注意
フィラメントホルダーが適切な向きで回転するようにセットしてください。


3. フィラメントを PTFE チューブに挿し込み、エクストルーダーの上部にある押し出しボタンを押しながら挿入を続けます。抵抗を感じたところで、挿入を止めます。

4.本体の電源を入れ、タッチパネルの [コントロール] > [位置調整] でノズル(Z)を30mm以上上げます。フィラメントを押し出す際に、フィラメントをきちんと押し出しているかどうかを確認するためです。

5.タッチパネルで、 [コントロール] > [押し出し] > [ロード] をタップします。ノズルからフィラメントが押し出されるまで待ち、 [停止] をタップします。

エクストルーダーのモーター/減速ギアのメンテナンス
エクストルーダーを長期間使用した後は、残留フィラメントがノズルを塞ぐ可能性があるためメンテナンスが必要です。
日常メンテナンス
1. メンテナンスを始める前に、消耗品をすべて取り外します。H2.0の六角レンチを使って、エクストルーダー裏面の固定ネジ4本を緩め、エクストルーダーのトップカバーとノズルケースを取り外してください。

2. 空圧ジョイントを押しながら、PTFEチューブをゆっくり引き抜きます。
3. 六角レンチ(H2.5)を使って、押し出しボタンのバネネジを外します。


4. 押出クランプと空圧ジョイントを分離し、押出しギアに付着しているゴミを清掃します。ペーパータオルやブラシなどで拭き取るか、エアガンなどで取り除いてください。


5. 清掃後、H2.5六角レンチを使用して押出クリップのスプリングスクリューを取り付け、締め付けを調整します。
6. エクストルーダーのトップカバーとノズルケースを取り付け、H2.0六角レンチでエクストルーダーの裏面の固定ネジ4本を固定してPTFEチューブをセットしてください。
エクストルーダー・プリント台の偏心ナットの調整方法
プリント台の偏心ナットの動きについて
偏心ナットを調整することにより、エクストルーダーがX軸上をスムーズに安定して移動できるようになります。
エクストルーダーの偏心ナットの調整が必要な場合
・X軸移動時に異音がする。
・ノズルが振れる。
・プリントモデルのX/Z方向に線が発生する。
エクストルーダーの偏心ナットの調整方法
1. 本体の電源を入れ、タッチパネルで [コントロール] > [位置調整]をタップしてエクストルーダーを上昇させ(推奨設定は150~200mm)、電源を切ります。

2. M10レンチを使用して、エクストルーダー下部のVホイールの偏心ナットを、エクストルーダーが左右にスムーズに動くようになるまで時計回りに回転させて調整します。

3. うまく調整できない場合は、2.0レンチを使って、裏面の4つのネジを緩めてください。

4. エクストルーダーのトップカバーとノズルケースを移動して調整します。
5. 2.0レンチを使用して、トップカバーのネジを緩め、カバーを取り外します。

6. M8レンチでVホイールのネジを固定し、3.0 レンチでVホイールを固定します。

7. M10レンチを使って、エクストルーダー下部のVホイールの偏心ナットを時計方向に回転させ、エクストルーダーが左右にスムーズに動くように調整します。

8. 2.0レンチを使用して、底面カバーを固定します。

9. ノズルケースとトップカバーを組み立てます。
10. 2.0 レンチを使って、背面の4本のネジを締めて完成です。

プリント台の偏心ナットの動きについて
プリント台の偏心ナットは、主にプリント台の固定とVホイールの締め付けに使用し、プリント台のY軸方向の動きをスムーズにするためのものです。

プリント台の偏心ナット調整が必要な場合
・Y軸の移動時に異音がする。
・プリント台が揺れる。
・プリントモデルのY方向に線が入る。
プリント台の偏心ナットの調整方法
M10レンチを使用して、プリント台下部の偏心ナット2個を時計方向に回転させて調整し、プリント台が揺れないことを確認した後、台が異音なくスムーズに前後に移動できることを確認してください。
PEIプレートの定期メンテナンス
・プリント前にアルコールなどでプレートを清掃して、PEIプレートの汚れを取り除いてください。
・プリントモデルを取り外した後、PEI プレートにフィラメントが残っていても、無理に取り除かないでください。次のプリント時に除去されます。
・PEI プレートが広範囲に傷ついている場合は、裏返して使用するか、PEI プレートを交換してください。
・PEI プレートが曲がっている場合は、交換してください。
・プリント中にファーストレイヤーがうまく印刷されない場合は、アルコール等でPEIプレートをきれいに清掃し、汚れを取り除いてから、もう一度プリントしてください。
改善しないまたはご不明点がある場合、弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
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