USB PDでiPhone XSを急速充電する方法

MAGAZINE | コラム

2018/09/13

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USB PDでiPhone XSを急速充電する方法

iPhoneの充電スピードが遅いと感じたことはありませんか。外出する時刻が迫っている時、少しでも良いからバッテリー残量を増やしたい時、なかなか充電が進まないと焦ってしまいますよね。そこで今回はiPhone XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8に搭載された急速充電の機能を上手に活用する方法をご紹介します。

最新の急速充電技術「USB Power Delivery」

新しく発表されたiPhone XS / XS Max / XRの3機種と昨年のモデルであるiPhone X / 8 Plus / 8 は、それまでのモデルよりも短時間で充電ができる機能を備えています。この背景にあるのが、2012年7月に策定されたUSB Power Delivery (以下USB PD) という給電面における拡張規格の存在です。これまでと同じようにUSBケーブルを利用して受給電を行えることに変わりはありませんが、従来との違いは最大100Wという今までにない大きな電力の受給電が可能である点です。最大でも2.5W給電のUSB2.0や4.5WのUSB3.0、7.5Wまで対応したUSB BC1.2 (USB2.0の拡張規格) と比較すると、USB PDの登場によって受給電力量は飛躍的に増えたことになります。

USB PDの登場により、USBケーブルで充電できる機器が今急速に増加しています。受給電力量が足りず、USBケーブルでの充電ができなかったノートPCも、USB PDに対応したモデルであれば、PC専用のACアダプターを使わず、スマートフォンやタブレットと同じようにUSBケーブルを使用して充電ができるようになったのです。また、これまでUSBケーブルで充電できていた機器もUSB PDに対応することで、充電時間の短縮が可能になりました。その代表例がiPhoneです。iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8はUSB PDに対応しており、急速充電を行える仕様となっています。

USB PDにはUSB Type-Cが必要

私たちの生活をさらに便利にしてくれるUSB PDですが、その性能を発揮させるためには見落としがちながら必ず必要なアイテムがあります。それがUSB PDに対応しているUSBケーブルです。必要なのはUSB Type-C (以下USB-C) と呼ばれる最新の端子規格を有するケーブルです。従来iPhoneを充電するために用いられたケーブルは、一方がUSB Type-A端子(ホスト側)、もう一方がLightning端子(デバイス側)となっていましたが、USB-Cケーブルはホスト側とデバイス側で端子の形状や機能に違いはなく、接続する際も裏表を気にする必要のない新しいケーブルなのです。

また、USB PDは受給できる電力量が大きいため、使用するうえで安全面に配慮することがこれまで以上に大切になりました。そのため、USB PDに対応したUSB-Cケーブルには、ケーブルの情報や電気的な特性等を記録しておくeMarkerというチップが搭載されています。このeMarkerは、USB PDに対応し、機器への供給電力が一定値を超えるUSB-Cケーブルには必ず搭載するようUSBの仕様で定められています。 USB PDに対応と記載がある場合でも、安価で粗悪なケーブルの中にはeMarkerが搭載されていないものもあるため注意が必要です。

iPhone XSを急速充電するには?

iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8 の急速充電に用いるアイテムは、必ずしもAppleの純正品である必要はなく、サードパーティ製のUSB PD対応のUSB急速充電器とAppleの認証を受けたUSB-Cケーブルがあれば可能です。現時点 (2018年9月13日時点) では、USB-Cケーブルに対してAppleのMFi認証は適用外となっており、正式なMFi認証を受けたC to Lightningケーブルはサードパーティからは発売されていないため、純正のケーブルの使用を推奨します。ただ、USB急速充電器はサードパーティからもたくさん発売されており、その特徴もさまざまです。ポートが5つ備わっているUSB PD対応の「Anker PowerPort I PD - 1 PD & 4 PowerIQ」もその一つ。複数のApple製品をこれ1つで充電でき、iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8の急速充電にも利用できます。またAnker独自の多重保護機能が搭載されており、安全性にも高い配慮がなされています。なお、Appleの純正品で急速充電する場合、使用するアイテムは「Apple29W、30W、61W、87WのUSB-Cアダプタ」と「Apple USB-C-Lightning ケーブル」です。iPhone付属の5Wの充電アダプタでは急速充電できないので注意しましょう。

USB PDをiPhone XSで気軽に体験する!

サードパーティ製の製品とAppleの純正品のどちらを選ぶにせよ、iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8を急速充電するには、USB PD対応のUSB急速充電器とUSB-C to Lightningケーブルが必要です。一般的には同じ性能や構成であっても、純正品のほうが価格は高い傾向にあります。USB PDに対応したiPhoneで気軽に急速充電を試してみたいと思っている方はまず、Anker製品で試してみてはいかがでしょうか。Ankerでは、価格も性能もさまざまなUSB PD対応の急速充電器を取り扱っており、お持ちのモバイル機器の数や使うシチュエーション等に合わせて選ぶことができます。どのUSB急速充電器がいいかお悩みの場合は【もう迷わない! 用途から選ぶUSB PD対応充電器】の記事を参考にしてみてください。

【もう迷わない! 用途から選ぶUSB PD対応充電器】

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※iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
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