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公開日:2025.04.22

PSEマークの基礎知識とAnkerグループの安全への取り組み

経済産業省が2018年2月1日に発表した「電気用品の範囲等の解釈について」の一部改正によって、電気用品安全法の規制対象に「ポータブルリチウムイオン蓄電池」が含まれるようになり、2019年2月1日以降はPSEマーク表示のないモバイルバッテリーや完全ワイヤレスイヤホン(充電ケースがPSEマークの表示義務付け対象)は製造・輸入および販売ができなくなりました。そこで本記事では、いま話題のPSEマークと、Ankerグループの安全への取り組みについてご紹介致します。

目次:

    電気用品安全法とPSEマーク

    PSEとは、"Product Safety Electrical Appliance and Materials"の略であり、電気用品安全法の基準に適合する電化製品に付けられるマークのことです。

    テレビや洗濯機のような電源プラグがついている製品やリチウムイオン蓄電池等、電気で動作している製品は「電気用品」として区分され、経済産業省が定める電気用品安全法という法律によって規制されています。 この法律の目的は、電気用品による危険防止。約450品目が「電気用品」として指定されており、その対象品目には必ずPSEマークの表示が義務付けられています。「リチウムイオン蓄電池」と聞くと、ガジェット好きの皆様は真っ先にモバイルバッテリーを思い浮かべるかもしれませんが、実はモバイルバッテリーを含む「ポータブルリチウムイオン蓄電池」はこれまで「電気用品」の適用範囲外でした。しかし近年の事故の増加を受けて、2018年2月1日より規制の対象に含まれる運びとなりました。

    2025年4月現在、PSEマークの付いていないモバイルバッテリー、急速充電器および完全ワイヤレスイヤホンは製造・輸入および販売を一切行うことができません。

    PSEマークの目的

    PSEマークの主な目的は、電気製品の使用に伴う火災や感電といった危険や事故の発生を未然に防ぎ、消費者の安全を確保することです。製造・輸入事業者に対して安全基準の遵守を義務付け、基準を満たさない製品の製造・販売を禁止することで、粗悪品の流通を抑制する狙いがあります。

    2種類のPSEマークの違い

    PSE Chart

    ひし形のPSEマーク

    ひし形のPSEマークは、電源タップやACアダプター、コンセントプラグ等、「特定電気用品」に指定される製品群 (116品目) で必要となるマークです。Ankerグループ製品でも、急速充電器等で表示がなされています。ひし形のPSEマークの大事なポイントはダブルチェックがなされていること。

    製造時にメーカー自身が全品検査を自主的に行い、その結果を記録・保存することが義務付けられています。さらに、マークの表示には、経済産業省に登録された第三者機関による適合性検査とその証明が必要となります。

    まる形のPSEマーク

    メーカーが電気用品安全法で規定された技術基準に適合しているかどうかの検査を自主的に実施し、その基準に合格していれば、製品にまる形PSEマークの表示がなされます。今回規制の対象となったモバイルバッテリー等は、このまる形PSEマークの対象製品にあたります。

    参考:電気用品安全法 法令業務実施ガイド

    Ankerグループの安全への取り組み

    Ankerグループでは電気用品安全法の技術基準に適合した製造を行っているだけでなく、独自に高い品質基準を設け、製品の検査および品質管理を行っています。

    たとえば、基準より高い位置からの落下実験や耐衝撃実験のような日常起こりうるシナリオをより厳しく検査するものから、バッテリーセルの圧壊試験や耐ショート試験、過充電・過放電・高温等のストレスを繰り返し与える実験のように外から見ただけでは分からない不安を高いレベルで払拭するものまで検査は多岐にわたります。なかには、バーナーの火を直接製品に10秒当てるという驚きの試験も。

    また、アンカー・ジャパンでは「ポータブルリチウムイオン蓄電池」の規制対象化を受けてすぐ対象製品の洗い出しに着手し、段階的かつ着実にPSEマーク表示の手続きを進めてきました。2019年1月30日には全対象製品へのPSEマーク表示の完了を最終確認し、お客様に公式に発表をしております。

    参考:【アンカー・ジャパン】全規制対象製品に対するPSEマーク表示完了のお知らせ

    モバイルバッテリーを扱う時に注意してほしいこと

    PSEマークに適合し、さらに厳しい検査基準をクリアした製品であっても、それだけで100%安心とは言いきれません。 製造段階でどんなに安全性を高めても、ご利用方法が適切でないとトラブルにつながることがあるためです。 より長く、そして安全にご使用いただくために、ご使用の際は以下の点にご留意ください。

    極端な使用環境を避ける

    モバイルバッテリーは極端な高温下や低温下に弱いという特徴があります。そのため熱を発する製品 (ドライヤー / ヒーター / 電熱ベスト等) の近くでの使用や放置は控えてください。また、布団や衣類等をかけた状態の使用、直射日光が当たる場所でのモバイルバッテリーの長時間の放置は火災などのトラブルに繋がる危険性があるためご注意ください。

    使用 / 保管時の温度範囲は次の通りです。

    使用温度範囲 0℃~40℃
    保管温度範囲 0℃~35℃

    利用推奨範囲は守り、理想の温度範囲でご利用ください。保管の際には特に35℃以下の涼しく乾燥した環境がおすすめです。

    衝撃や過度な力を加えない / 水気を避ける

    モバイルバッテリーは精密機器のため衝撃や水気は禁物です。これらを避けるため、落下などの衝撃や、ポケットに入れたまま座る、バッテリーの上に重いものを載せるといった、過度な力を加える行為にご注意ください。また、本体を水濡れさせないためにも、水気の近くや高湿度の環境での使用や保管は避けてください。

    中古品を使用しない

    不具合報告の中で、友人が2〜3年使用したモバイルバッテリーを譲り受け使っていた、というケースが多く見受けられます。開封済みの製品や中古品は前回使用時にどのような取扱いをされていたか不明な点や、そもそもどのくらいの期間使用されていたかも分かりづらいこともあり、トラブルの原因となるリスクが非常に高いです。また、中古品の場合は各メーカーの保証対象外となる場合が多いため、モバイルバッテリーは新品を購入するようにしましょう。

    Ankerのモバイルバッテリーはこちら

    モバイルバッテリーを保管する時に注意すること

    最後に、バッテリーの劣化を抑えるために有効な保管方法についてご紹介します。バッテリー劣化を抑えるためには、以下の3点に気をつけましょう。

    バッテリー残量がない状態で長期間放置しない

    この場合、過放電の状態となり、最終的には充電できない状態にまで劣化してしまう場合があります。また、過放電によってリチウムイオン電池の中にガスが発生し、バッテリー自体が膨らんでしまうこともあります。

    長期間使用しない場合、バッテリー残量を50〜80%にしておく / 3ヶ月ごとにバッテリー残量を50%以上まで充電する

    リチウムイオン電池には、使用していない状態でも電池の容量が減っていく「自己放電」という特性があります。これによって長期間放置していない間に、バッテリー残量が0%になり、思いがけず過放電の状態になってしまうことがあります。最適なバッテリー残量を維持するために、予めの充電と3ヶ月ごとに充電することをおすすめします。

    子供やペットの手が届く場所や水場の近くに保管しない

    強い衝撃がモバイルバッテリーに加わる、水に濡れるなどすることで発火する危険性があります。大変危険ですので、子どもやペットの手が届く場所、水場近くでの保管はおやめください。

    まとめ

    この記事を通じて、話題のPSEマークに関する理解は深まりましたでしょうか。 正しい知識と使い方で、これからもAnker製品をご活用いただけますと幸いです。

     

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